【FASHION】2020-2021 AW
もうすぐ寒い冬が終わろうとしていますが、この時期は服とファッションが好きな人にとってとても楽しい時期ではないでしょうか。
多くのブランドが、続々と2020-2021の秋冬コレクションを提案し、NYコレクションも先週終わりました。
今回は、2020の秋冬コレクションで、僕が気になった・面白いと思ったブランドについて書きたいと思います。
【エンジニアド・ガーメンツ】
Point: Jazz,IVY,Miles Davis
EGの今季の提案はジャズ。
ジャズ・トランペット奏者のマイルス・デイヴィスが愛したアイビールックからの着想です。
静かで落ち着いた雰囲気のあるセットアップの数々は、シックなダークカラーと暖かみのあるウール素材。
また、全てのアイテムに共通しているのは、身体のラインに沿ったシルエットで、ボリューム感を抑え、無骨でありながらも凛としたジャズのムードを演出している。
[キーワード:アイビールック]
アメリカ西海岸に8校あった名門私立大学のフットボール連盟「アイビーリーグ」で、学生たちがよくしていたファッションスタイル。
アメリカでは1950年代に流行し、その後60年代に日本に持ち込まれ、64年に最盛期を迎えた。
代表的なアイビールックは、3つボタンの紺のブレザーにボタンダウンシャツ、レジメンタルタイ、下はコットンポプリンパンツ(チノパンもまあそう)、コインローファーという着こなし。
僕が大好きなファッションスタイル。
[キーワード:マイルス・デイヴィス]
ジャズを牽引してきたジャズ・トランペッター。
レコードを買うくらい大好きなアーティストです。
マイルス・デイヴィスの「Kind of Blue」をApple Musicで
Kind Of Blue by Miles Davis on Spotify
Theme:制約の中から生まれる豊かな個性
パリコレで発表されたコム・デ・ギャルソンの20-21秋冬はシャツ。
シャツという制約の中で、パッチワークなど様々な手法を用いて個性を最大限に表現したシャツ達は、それぞれが全く異なる表情で、とても面白い提案だと思いました。
コレクションを見ていると、ファッションは自己表現だなあと改めて感じるし、デザイナーの提案する哲学にすごく影響を受けます。
モードよりはクラシックなものに惹かれる僕ですが、嫌いなわけではありません。むしろ憧れを抱いています。いずれそういう気分が来ると思っているので、その時になったら背伸びしてみようと思います。
次の春夏も楽しみですね!!