【MOVIE】サイコホラー映画...
僕はたまに、無性にハラハラする映画を観たくなる時がある。じわじわと恐怖を感じるような、人間の狂気を描いた映画だ。
今回は、オバケやゾンビよりも、本当に怖いのは人間だと感じてしまう映画。人によってはトラウマとなってしまう映画を5作紹介したい。
※本当にヤバい映画もあるので、観る方は自己責任でお願いします。
【羊たちの沈黙】(1991)
The Silence of the Lambs - Trailer
若い女性を殺害し、死体の皮を剥ぐ猟奇殺人事件を追うFBIのクラリスは、殺人鬼として収容されている元精神科医ハンニバル・レクター博士のもとを訪ねる。クラリスに事件の手掛かりを与えたレクターはやがて脱獄を図り、物語は思いもしない展開を迎える。
『羊たちの沈黙』を初めて観たのは中3のときでしたが、今まで観てきた映画の中でも5本の指に入る作品です。
【時計仕掛けのオレンジ】(1971)
A Clockwork Orange , Official Trailer
71年に公開されたスタンリー・キューブリック監督の映画史に残る作品。
ホームレスを暴行し、女性をレイプし、ケンカに明け暮れる15歳の不良少年アレックス。非行を繰り返すうちに、仲間達に裏切られ、懲役14年の刑に処される。
更生実験の被験者となり、「ドルヴィコ療法」を受けたアレックスは、暴力に拒絶反応を引き起こし、パニックを起こしてしまう人間に作り替えられてしまう。
アレックスはどうなってしまうのか?
暴力をエンターテインメント化し、観る人の暴力衝動を煽ってしまった本作は、長い間上映が禁止されていた本当の問題作でもあります。
「人の怖さ」というよりは「社会の怖さ」「全体主義の怖さ」を感じる映画です。
【ソウ】(2004)
密室で足を鎖で繋がれた2人の男の、脱出するための選択と苦悩を描いたストーリー。
連続殺人犯ジグソウによる殺人ゲームに参加させられてしまった2人の間に置かれた謎の殺人死体と、密室に隠された数々のヒント。彼らは脱出できるのか。また、ジグソウがゲームを繰り返す本当の意味とは何なのか。
脚本・主演を務めたリー・ワネルの『ソウ』は、低予算で作られて興行的な成功を得た作品です。『カメラを止めるな』的な。
【SNVEN】(1995)
キリスト教の七つの大罪に基づいて行われる猟奇殺人事件と、それを追う2人の刑事を描いた映画です。
引退を間近に控えたサマセット刑事と若手刑事ミルズは、連続殺人の容疑者を割り出すが、同時にミルズの素性が知られてしまう。
世の中の無関心や小さな罪を許さず、7つの大罪をもとに猟奇的に次々と殺人を重ねていくジョン・ドゥ。
救いようのないラスト(バッドエンド)、是非観て欲しい。
[七つの大罪とは]
人間を罪に導く悪しき欲望のこと。
「傲慢」「嫉妬」「憤怒」「怠惰」「強欲」「暴食」「色欲」の7つ。
【冷たい熱帯魚】(2010) R18+
自分史上1番の問題作にしてトラウマ映画。正直もう一生観たくない映画『冷たい熱帯魚』。
1993年に起こった埼玉愛犬家連続事件をベースに作られた園子温監督による本作は、猟奇殺人に巻き込まれてしまう男性が味わう闇を描いています。
熱帯魚店を営む社本はある日同業者の村田と出会い、やがて家族ぐるみで親しく付き合うようになる。しかし、実は村田は「絶対に捕まらない殺人」をする連続殺人犯だった。社本がそれに気づいた頃にはもう遅く、家族は事件に巻き込まれていく。
予告編を観るだけでも気分が悪くなります。心臓弱い方、苦手な方はオススメしません、、(笑)
もしも観たいという方がいれば、途中で諦めずに、最後まで観てほしいと思います。ラストを観なければ、ただのグロい映画だと感じてしまったので(笑)
【最後に】
今回は、我ながら良い作品を紹介できた気がしています。他にも紹介したいサイコホラー映画たくさんあるので名前だけ載せておきます。
・ドリーム・ハウス
・シャイニング
などなど